稲刈り後半戦
10月に入ろうとしている今現在。9月10日といういつもより1週間ほど早く開始した稲刈りは、やっとこさ終わりの気配を見せ始めていた。 残り面積は約25ヘクタール。いつもならば3日ほどで終わる量ではあるのだが、あまりにも条件の悪い田んぼが頻発する今年の状況では、あと1週間ほどの...
夏の気配が見え隠れ
沼田町一大イベントの夜高あんどん祭りも終わり、やっとこさ朝と夜の気温が下がり始めた今日この頃。しかし、本日8月31日は最高気温33℃をマークするといった風にまだまだ夏の気配というのは完全に無くなってはいないようだ。 相も変わらず汗を垂れ流しながらトマト収穫に勤しむこの頃では...
ネット上でのお米の販売開始について(第一弾は特別栽培米のゆめぴりかとななつぼし)
本日より、ホームページ上にてHJYさくらで生産された商品の販売ページが完成しましたので、このブログで紹介させていただきます。 今まで菊芋商品の販売ページは「めりぃな」で公開されてはいたのですが、今回は我が社のメイン作物であるお米の販売ページとなっております。今現在は特別栽培...
回る円盤
ギュインギュインギュイイーーン けたたましい音を撒き散らしながら金属の円盤が高速回転する。北海道には似つかわしくない燃えるような酷暑の中、萌える緑を切り払うのは汗水流した人ひとり。 どうにもままならないものだ。こんなにも人類は発展しているというのに、草を排除するのにここまで...
植え植えway
あっという間に五月も終わろうして、一年で一番大変な田植えの作業が全て完了した。後はのんびりと田んぼの管理をしながら成長を見守っていくのが主な仕事になるのだが、それは稲作に関しての仕事だけだというのは私は知っている。 今から待ち受けているのはトマトの定植、蕎麦の播種、田んぼの...
田植えへと続く作業
鍵をひねると同時に響き渡る起動音。一拍おいてから回転数を上げると、すぐさまけたたましい轟音が鳴り響く。壁一枚で閉鎖された空間で、外からの音を塗りつぶすようにラジオの音量を引き上げ、いよいよトラクターが動き出す。 そう、やっと田んぼでの作業が始まったのだ。...
雪室設置完了
すっかりと雪が融けてきたこの頃。春らしい温かな日光に照らされながら、冬らしい白雪の塊を転がす姿が一つ。沼田町に住む人間ならば、大体の者が見覚えのある光景であるが、それをやっている場所はいつもの町営の施設ではない。 そう、我が社に独自の雪室施設がやってきたのだ。...
白雪に鈍色の鉄が通る
ブロンブロンと耳をつんざく駆動音。冬特有の乾いた空気の臭いと排気される軽油の臭いが混じり合い、寒さで滅入る身体を一層強張らせながらレバーを握る。 前方で回転する鉄の刃は、そんな持ち主とは裏腹に「ウォーミングアップが終わったところだ」とでも言いたげな様子で雪を喰らい、10m先...
なんだか家の芝が青く見える
最近妙に周りがにぎやかだ。 私はごく普通の集合住宅に住んでいるのだが、ここ最近そこの住人に活気があるような気がする。 三年前まで寝たきりだったおじいさんが、今朝乾布摩擦をしているの見かけたし、職に就かず遊んでばかりいる若者が襟元正しいスーツを着て玄関を出ていくのも見かけた。...
来年もよろしくお願いします
「来年もよろしくお願いします。よいお年を」 そんな言葉が飛び交うこの頃。今年の出来事をふと振り返る時がある。 社員が一人減り、今までやっていた仕事に大きな嵩増しが起きたのが一番の変化だっただろうか。ギリギリ二桁に辿り着くような人数量で、10分の1の戦力が減ればどんなに恐ろし...