新施設初めての加工作業
作ってみたとは言っても、実際に使ってみないと本当に安心は出来ません。というわけで始まりました菊芋の加工作業です。いつもと勝手の違う環境での作業の為、改めて工程を確認していくような形となりました。
加工作業もこれからずっと続いていくわけですから、ここで自分たちのやり方を見つめなおす良い機会だったかもしれませんね。何せ農作業は長い事経験している人は多いですが、加工作業なんて誰もやった事が無かったので手探りの連続です。まぁ、従業員同士のスタートラインが平等というのは会社では珍しい事ですので、年代の若い人は率先して活動するまたとないチャンスなんですよね。そういう意味では貴重な時期に自分は居るのかもしれません。個人的にはこの手の作業は嫌いではないですから俺に良しですね。
色んな人が色んなことを出来るのは良い事です。向き不向きに逆らうのは愚かなこと、自然のままの自分を受け入れていきましょう。
さて、加工作業もそうなのですが、そろそろ除雪作業が始まる時期が近づいてもいます。なんたって、あと三ヶ月後には田植えが始まってしまう計算になっていますからね。今のうちに身体を動かす事に慣れておかないと、筋肉痛に襲われ、細菌に蝕まれ、朝目覚めたら首が寝違えているという可能性が出てきてしまいます。機械の自動化が進んでいると言っても、まだまだ人間が身体を動かさなければならない作業の方がずっと多いのです。スイッチ一つで米が炊きあがるのでは無く、稲が出来上がるような時代は果たして訪れるのでしょうか。まぁそうなったら農家の存在意義とはなんぞやという問答にもぶち当たってしまいそうな気がするので、その時まで目を逸らしておきましょうか。
未来のことは未来の自分に任せましょう。一週間後の献立だってそうなのです。その時の自分が冷蔵庫を開けた瞬間にしか、可能性が確定することは無いのだから、人生気楽に生きていきましょう。結構そんな生き方で何とかなるものです。ビバノンノーテンキ!
また次回