主な生産物
北海道産米
北海道のお米と言えば真っ先に出て来るのは「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の二つでしょうか。勿論私達の会社でも、主な栽培品種として選ばれております。更に元祖美味しい北海道米として馴染みのある「きらら397」も加えて、三品種が主力商品として作られています。
お米の食味を良くする為にたんぱく質含有量に気を配り、皆様の口に入った時に必ず「美味い!」と唸らせる様な美味しいお米を目指して、日夜研鑽に励んでおります。
しかし、美味しいだけが食べ物としての魅力ではありません。美味しくて、更に安心して食べられる事が必要不可欠な要素だと私達は考えています。
そこで、農林水産省からの「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に則って慣行栽培より化学合成農薬の使用、化学肥料の窒素成分量を五割以下に削減する「特別栽培米」も併せて栽培しています。
美味しいと安心の両立を兼ね備え、更に作り手にも優しい省力化を目指す事で、毎年の停滞が無い「前に進む農業」を心掛けて仕事に取り組んでいます。
加工トマト
田植えが終わり、稲作の最も忙しい時期が一段落した頃、ビニールハウスで育てていたトマトの苗を豊かな自然の大地に移動させます。デリケートなトマトが健やかに育ってくれる様に、妥協を許さない管理作業で、「色良し」「大きさ良し」「糖度良し」の三拍子揃った良質なトマトを生み出しています。
太陽の光がそのまま映り込んだかのような真っ赤な果実一つ一つを手摘みで収穫・厳選する事によって、些細な異変を見逃さない臨機応変の利く万全な体制が毎年の右肩上がりの成果を約束してくれるのです。
ここで作られたトマトは、加工トマトと銘打つ通り、同じ沼田町の「北のほたるファクトリー」という農産加工場に運ばれ、そこでトマトジュースやケチャップ等、皆様に馴染み深い商品として姿を変えて提供されます。
菊芋と聞いてどんな物だろうかと思う人も少なくはないでしょう。近年では身体に良い食品として注目されつつある野菜です。水溶性食物繊維であるイヌリンという成分を含んでおり、これはフラクトオリゴ糖と果糖で出来ています。ブドウ糖とは違い血糖値を上げる心配が少なくすむ事から、健康補助としての食品として注目を集めている食べ物なのです。
また、実際に口にした人達から通じが良くなるという報告が多く寄せられており、まだ実験段階ではありますが便秘治療という面でも私達は注目しています。
味や食感はゴボウに似ており、料理としては幅広く活用する事が出来ます。今現在、市場で出回っているのは、健康食品という形で乾燥させたものや、それを粉末状にしたものが中心ですが、我が社では一部生食での取り扱いもしております。