稲刈り終了目前
最近朝と夜がめっきりと寒くなってまいりました。刻々と近づいてくる冬の気配に嬉しいやら面倒やらの思いが交錯している日々を送っております。北海道の冬の農家は好き勝手過ごしているイメージがあったのですが、意外とそういうわけでも無いのが現実です。やることが多いのは会社勤めの定めですね。
しかしまぁ、そんな少し未来のことは置いておいて、今現在稲刈りの終了まであと10haを切るという正に終了目前の所までやって来たのです。いやぁ、10日から始まって実に3週間強という長めの戦いでしたが、なんとか大きな事故やハプニングなどは起こることが無く終わりを迎えられそうです。これも日々の精進の賜物ですね。残念ながら9月中に終わらせるという珍しい現象を起こすことは叶いませんでしたが、それでもいつもよりずっと早いのは間違いありません。今年は田んぼの乾き具合も充分なので、来年に向けた事前作業なども多めに出来そうなのでより良い環境を作る事が出来れば有り難いですね。
そんなこんなで稲作農家のメインイベントはこれでおしまい。緊急事態宣言も解除されてまた色々と環境が変わってくるでしょうが、まぁ程々に無茶しない程度に息抜きするのも悪い事では無いでしょう。お互いにいい加減では無く良い加減を見定めて行動するならば、そこにとやかく言われる筋合いは無いのですから。
さて、心に余裕が生まれてこんな余計なことを口走るくらいになったのを書きながら確認できたので一安心ですね。本当はもっともっと色々とあるのですが、バランスを保つのが難しいですからね。これも良い加減の見定めと同じです。
今年は皆様に提供できるお米は品質の良いものが揃っているだろうと、自己判断ながら認識しておりますので、どうか皆様にご賞味頂いて貰えることを祈っております。10月に掘る菊芋の方も重ねてよろしくお願いします。
また次回
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