予想よりも早い雪溶け

　と言う訳で大体の育苗ハウスにビニールが掛かり、短靴での作業が出来るようになってくる時期がやって参りました。もうそろそろ播種作業に向けての準備を進めなくてはならないので、本格的に忙しい時期が刻一刻と迫ってきています。

　身体も肉体労働にそろそろ慣れてきたのかと思うのですが、それに比例するように力の必要な作業が増えてくるので、毎日のように筋肉痛に襲われているのが悲しいところです。こういうのは如何に身体に負担を与えないように仕事をするかというのが重要なのですが、若い時期はその身体の丈夫さも相まって、ゴリ押しによる無茶をしがちです。そういう面では少し歳を取った社員の方が、楽な方法というものを知っているので身体を壊しにくい面があるかもしれませんね。これは効率化にも繋がることなので、かなり重要なことなのですよ。やり方にせよ機械にせよ、楽は財産ですからきっちりと活用したいですよね。

　話は変わりますが、今年は今までの雪は何だったのかと思うくらいに雪溶けが早く、また三月に入ってからの降雪量が極端に少ないバランス調整のような時期でした。とは言っても降雪のペース配分はミスしているので除雪が大変だったという事実は消えませんでしたが。田んぼの雪溶けが早いというのは非常に有り難いことです。土が見えるのが早いとそれだけやれることが増えますからね。

　この調子で今年も農家にとって都合のいい年になればと思うのですが、はてさてそれはどうなるか。例のウイルスも相変わらずふてぶてしく居座っているようですし、油断は禁物と言うことですね。

　さぁ、これから更に忙しさが激化する二ヶ月の生活に様々な思いを馳せながら、４月も乗り切っていけるように気合いを入れていきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また次回