（色々と）落ち込んだりもしたけれど、私は元気です

　さぁ八月も終わる今日この頃。沼田町の夜高あんどん祭りも雨降りの中ではあったものの、中止になることはなく無事に終えることが出来ました。この写真は今回の祭りでは珍しい雨除けビニールの掛かっていない状態のJAあんどんで御座います。この状態で灯りが点っていたのは実に４０分ほどの極短い間でしたので、かなりレアな写真となっています。祭りをやる立場になると、こういう写真が無理なく撮ることが出来るので、少しお得感がありますね。まぁ特権みたいなものです。

　さて、町内での大事な行事も終わってやっと一息つけるかといった状況ですが、八月に入ってからというものの長期的な雨に見舞われて、田んぼの乾きが一向に進みません。このままでは稲刈りの時に支障が出てしまうかもしれませんが、雨が降ってしまってはこちらからやれることは少ない。もどかしさにやきもきとした毎日を過ごしています。一週間くらい晴れが続けば、大きく変わるんですけどねぇ。

　そして雨の問題は田んぼだけではありません。トマトも軒並み減収傾向になっており、まだ去年の一割も取れていない様子なのです。他の農家さんの所でもその傾向はあり、町全体でトマトの収穫量は少なくなっているようですね。今年の北海道は農家にとっては厳しい状況です。多くの作物の先行きが不安定になっていますからね。こういう場合は今までの積み重ねが重要になって来ます。こういう年の時のために蓄えを用意している農家さんは多いです。当然我が社もそういう面では抜かりありません。なんたって人間が生きる上で必要不可欠な食に関する仕事ですから、世の中が困らないようにある程度の対策は立てられるようになっています。

　とまぁ、そういうことですので、今年の農家さんは大変だとお思いになっている方もいらっしゃるでしょうが、こういう時にこそ踏ん張りが必要ですので、一つ勉強になった年であると振り返られるようなお仕事を心がけていきたいと思います。