田植え完了、落ち着くまではあと少し
長い長い春作業の終着点、田植えの作業が完全に完了しました。これで密度としては一年の作業の半分以上が終わったことになりますが、まだまだ時間としてはたっぷりと残っているので、これからは畑作業を中心に新たな仕事が始まります。
しかし、これで常に時間に追われているような切羽詰まった状況からは解放されると思うと、大分気楽に仕事をしていられますね。余裕のない状況や、疲労がたまった状況というのは、どうしても作業効率が悪くなるし、思わぬ事故というものが起こりやすくなってしまいます。そういう点では、今年は機械トラブルや作業事故などのアクシデントがほとんど起こらなかったのが、非常に良かったところと言えるでしょうか。
特に田植え期間中に、機械の故障が無かったというのは滅多にある事ではありません。作業面積が多いものですから、複数の機械でやっているとはいえ、どうしても一台一台の作業量は平均的な個人農家のそれよりも多くなってしまいます。そうなるとどんなに気を付けて整備をしていても、避けられようのない故障というのは起こってしまうものです。
修理代もかなりの金額が動くものですから、これらの出費をどれだけ減らせるかというのは毎年の課題になるわけですね。これからも機械での作業は多くありますから、この調子でいってくれると非常に助かるのですが、さてどうなることやら。
話は変わって、今年は有機の畑に初挑戦する予定なのですが、やはりやった事のないものというのは少し不安があるものです。水稲はここ最近では病気の対策などがしやすい環境を作るノウハウが出来上がってきていますが、何分畑に関しては何も分かりません。
農薬を使わずに虫や病気の対策をどうやってやるのか、これは実際にやった事がある人にしかなかなか分からないものです。我々もそれらの仲間入りが出来るように、先人たちの知恵を借りながら、独自の試行錯誤も交えて様々な取り組みをしてみようと考えております。
良い報告は果たしてできるのか。まぁそれは数か月後のお楽しみという事で。
また次回
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