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一年の12分の1がもう終わったのですか


 始まりの三カ月はあっという間なんて話をよく聞きますが、こうして2月が目の前にやってくると実際早く感じるものですね。


 という訳で、段々と春作業の始まりが目の端にチラチラと覗かせてきていて少し憂鬱な気分になっている今日この頃です。まだまだ雪は降るし地面が見えてくるのも数ヶ月先なのですが、体を動かしていない時期にそんなことを考えるのは精神衛生上宜しくありませんね。


 というわけで、雪に埋めていた菊芋の一部を掘り出したりなどの半日くらいの外作業で、来るべき日に備えるのです。多い日には一週間に400㎏くらいのやり取りがされる商品ですので、このような作業は度々やってきます。なかなかに物理的で直接的な保管方法ではありますが、場所さえ確保できれば一番コストがかからない方法ではあるんですよね。

 問題があると言えば、取り出すのにいちいち雪を崩してまた埋めなおさなくてはならないというのがあるのですが、2週間に一回くらいのペースだと思えば少しは我慢できる労力ではあります。


 もう少し菊芋関係の収入が大きくなれば、設備投資に目が向く場合もあるのですが、雪室施設を作るとなると、建物の確保も含めてかなりのお金がかかってしまいます。商品の取り出しが容易になるのは魅力的ですが、逆に言えばそれだけの為に大きな投資をするのは難しい所ですからね。菊芋の保管以外になにか使用用途でもあれば、考える余地はあるのでしょうが、我が社の商品展開はまだまだ始まったばかり、地盤の強化に目を向けるべき状況なので、そこに手を伸ばすのはまだ先になるでしょうね。

 いつか痒い所に手が届く用になって、未来の自分が楽を出来る環境になるよう祈りつつ今の作業をせっせこと続けていこうと思います。


                                           また次回



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