新年です。まだ平成は保っています
さぁ新たな年の幕開けです。もうお仕事も始まっていることと思いますが、皆様は如何お過ごしでしょうか? 私の三が日は実家の食事担当であった為、そんなにのんびりとはしていませんでした。蕎麦を茹で、雑煮の出汁を作り、茶わん蒸しを作り、希望に応えるというのは大変ですね。何か注文が来るだけましとは言えますが……。
というわけで、割と正月らしいものは食べました。その最たるものがおせちなわけですが、皆様おせちはどこかで買ってくる方が多い事でしょう。今の世はどんなところにでも売っている代物ですからね。贔屓にしている店の一つや二つはあると思います。
ですが買ったおせちで思うのは、温かみが足りないというものなのです。うま煮が冷たいのは悲しいではありませんか。そもそも冷たいうま煮は似たり寄ったりな味になりがちです。というわけでうま煮を作るのです。大鍋に大量の野菜と肉を詰め込んで、長時間コトコト煮込むのです。量が多くないといまいち決まらない味になるので、一人暮らしの人は一週間うま煮だけを食べ続ける覚悟が必要ですが、上手いうま煮は苦になりません。万が一飽きたなら蒸し器を買って茶わん蒸しの具にしてやりなさい。これまた美味しいわけですよ。何も難しくはありません。料理にセンスが必要なのは、高みへ上った料理人だけ。レシピを神と崇め奉れば食べられるものしか使っていないのだから、食べられるものになります。自分の好みは自分がよく知っているのだから、突き詰めれば自分の作ったものが至高の料理になるのは当たり前なのです。さぁ頑張って! 私もやったんですからね。
さて、ずいぶんと取り乱しましたが、仕事が始まった発作みたいなものです。こんな場末のブログで随分と優しい内容の文を喚き散らすだけで済むのですから我ながらコントパフォーマンスの良い人間ですね。
今仕事はどんな事をしているのかというと、町の愛菜ママという団体さんに協力させて頂いてお味噌造りしてきました。実は去年もやっていたのですが、菊芋の粉末を入れて味噌を造ったら、普段の生活の中で効率よく菊芋を摂取することが出来るのではないかという考えから始まった企画なのです。やはり粉末をどう食べて良いものかと悩む人が多いみたいですからね。そういう人たちにも配慮できたら幸いで御座います。
さぁ、忙しさにかまけて大分ブログ更新が遅れてしまいましたが、通常通り月に二回の更新を目指していく予定ですので、近いうちにまたお会い致しましょう。
また次回